エリアスさんの護衛艦あきづき(3.0)
新作です!
— エリアス (@erias_moc) November 1, 2021
レゴで海上自衛隊の護衛艦あきづきを作りました。
スケールは1/300です。#レゴ艦船 #legoship pic.twitter.com/NtHBzsTo0a
久しぶりに作品紹介やりま〜す、こんにちは、Lesoaです。ういうい。
今回紹介するのはエリアスちゃんの護衛艦あきづきですね。1/300だとかなり人気な題材です。スニキ(エリアス兄貴)作では3代目となります。
ウチのあきづきも3代目なので同世代かな。
▲ツイートの画像なんですが、画角もそうだけど撮影技術めっちゃ良くなってない?
まず〜〜〜作風についてザックリ語ると、私の作品の影響が色濃く反映されてます。嬉しいですね。
遡れば2017年、艦船オフ4あたりからお互いに影響を受けながらリメイクを繰り返した形…になるのかな。当時1/300現代艦はマイナーなジャンルで、自分が参考にした題材は大体エリアスさんの船が多かったですね。
▲艦船オフ4のあきづき合わせ
▲海老ブリ(2021)
作品解説
▲艦首。
2.0からの変更点その①。前作はどちらかといえばスプーンバウに近かったので、この変更点は良きです。
また船体と甲板のハマり具合も丁度良い。強いて言えば鋭利な感じがしすぎるかな〜…とは思いますが現状あんまり形が合うプレートが無いので、まあうん…
さりげなく艦首に向けて奇数幅から偶数幅に変わってます。このド変態がよ(豹変)
▲艦橋&マスト
ここめっちゃ良い。正直スニキ2.0の造形はまだ荒削りな印象が拭えなかったのですが、だいぶあきづきらしい姿に改良されましたね。
多少の差異はありますが、大まかにはLesoaの2.0の発展形と見ています。興味深いのはウェッジプレートの位置がLesoaのは艦橋下部に、エリアスさんのは艦橋窓付近にあることです。
Lesoaのは傾けた時のパーツとの隙間で艦橋窓を表現しましたが、エリアスさんのは黒プレートを窓と見立てているため、艦橋の主張が前者よりもハッキリとした印象があります。
設計思想の違いが明確に感じ取れる面白い部位ではないでしょうか(当事者しかわからない)………どうっすか?
マストも前作から大きく変わってマッシブになりました。いいゾ^〜これ
▲煙突付近。
2×1スロープで煙突の傾斜を再現しててちょっと驚いた所。ちょっとのっぺりしそうな気がしたのですが、思ったよりも様になってる。
ディテールもうるさく無い位にあってよろしおす。Lesoaの船は直ぐにごちゃごちゃさせちゃうから…。
後部レーダーは悪くは無いんですが、もうちょっとタイルを活用してもいいんじゃないかな…と言う気持ちも無くはない(鋭い指摘)
▲ヘリ格納庫〜艦尾
良い。ヘリ格納庫の造形も参考にしてくれたみたいですが、もっと洗練された印象を受けます。ただ右舷についてるはずのヘリ管制室が無いのはちょっと残念ですね。そんな子にはお仕置きだお仕置き(豹変)
あと自分が輪ゴムとかいう卑怯な手段を使ったヘリ甲板のマーキングもエリアスさんのは綺麗にまとめ上げてますね。オランダ坂の表現もベスト。
2.0では技術に造形が追いついていない感じがしましたが、それも3.0で大きく覆したと思います。新たな技法を着実に取り入れる姿勢や、彼女自身の作風の活かし方が本作には間違いなく反映されています。これからのスニキの活躍に目が離せない!