軽巡洋艦ベローナ
こんにちは、lesoaです。本記事で紹介するのは軽巡洋艦ベローナ、久しぶりの海外艦ですね。
当初はアトランタ級を作ろうかなんて思ってましたが、現在並行して建造しているKGVのお供として英巡を1隻用意してみました。
新作です!レゴで HMS 軽巡洋艦ベローナ を作りました。
— Lesoa🐴 (@Lesoa_design) 2021年7月22日
#LEGO #レゴ艦船 #RoyalNavy pic.twitter.com/8d1SdjsVzF
(インスタにもあげたら外人さんからも好評で嬉しみ)
▼史実だとこんな感じ。英巡の良さに目覚めた元凶
【概要】
第二次世界大戦、それは対空火器の性能よりも航空機の発展が著しかった時代でもあります。どの海軍も航空機という脅威をある程度認識していましたが、これにいち早く手をつけたのは英国海軍でした。
1934年から着々と準備を進め、1940年に英国海軍は世界初となる″防空巡洋艦″、ダイドー級を次々と就役させ、最新鋭の5.25インチ防空砲で枢軸共のカトンボを叩き落とす………はずだったのですが、肝心の防空砲の生産が間に合わず主砲の数を減らされて運用したり、仕方なく旧式の高角砲を転用しやりくりするなどで最前線に配備されました。
ダイドー級の中でも主砲の数を減らされて完成されたのがAグループ、全てを搭載したのがBグループ、旧式の高角砲で代用したのがCグループ、主砲の数を減らし、かつ構造の簡素化を行ったDグループに分けられ、Dグループの事を改ダイドー級、つまるところはベローナ級軽巡洋艦と呼ばれることになりました。
各地の戦線を走り抜け、ドイツの駆逐艦を撃沈したりとそれなりの戦果もあり数を揃えられたダイドー級ですが、装甲が薄いこともあり同型艦が5隻沈没、1隻が全損などかなり損耗率が高い船だったと言えるでしょう。
またベローナ級の同型艦スパルタンはドイツの誘導ミサイルで沈んだりと、大西洋での運用は散々な結果に………
そもそもドイツはUボートによる通商破壊に切り替えたので防空砲があんまり役に立たないんですよね
解説おわり
【レゴ】
ここからはレゴに戻ります。
▲艦首。構造は以前作った松型の艦首をベローナ用に最適化したものになります。断じて手抜きではない。
というより、この方法がめっちゃ楽なんですよね……
▲5.25インチ防空砲。3番砲塔の空きスペースにポンポン砲が配置されています。
▼ちなみにこれはKGVの副砲としても使われているため、構造も流用しています。断じて手(ry
▲お次は艦橋。特に好評を頂けた部分です。やってる事はレールプレートを横にしてその隙間を窓にしているだけです。使い所さんが微妙なんで用途が限定されている
あとは三番砲塔が無いためダイドー級から艦橋が一段下がり、印象が変わった部分ですね。
話が脱線しますが、ベローナ級、ドチャクソマイナーな船なのでネット上に図面が無いんですよ。なので実物の写真をちまちま見ながら作るのですが、これがまあ面倒でした。ほんと資料って大事ですね…
▲全体。ベローナ級のみの特徴として、第一第二煙突、マストが垂直になっています。多分構造簡素化のためでしょう。レゴで作るのにも楽()
▲艦中央。おまけ程度の魚雷が載っています。ちょっとかわいい
第二煙突の接続部分もカマボコタイルで違和感なく埋め合わせています。
▲艦尾。
▲巡洋艦らしい、美しい艦影。すき
▲上から。思ったより構造物がギチギチに詰まっていたので窮屈な印象があるかな?色の配分も考えながら作ったのでそこそこ見栄えのある船になったのではないでしょうか。
ぶっちゃけこの船を作る予定は無く、何も考えずに完成させてしまったので、パーツ不足で肝心のKGVの完成も遅れたりしてます(Lesoa造船の計画管理はガバガバ)
KGVの次にはあきづきも控えているのにアホですね………???
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