群を抜くディテールと造形美-重巡洋艦 羽黒
こんにちは、lesoaです。最近書いててブログってなかなか一つの記事を作るまで時間をかけないと出来ないなあ、と思うのですが、普段からツイッターばっかりやってる弊害なんですかね…。まあブログも大したこと書いてないのでアレですけども
というわけで、今回紹介するのは重巡洋艦 羽黒!!!
https://twitter.com/lesoa_design/status/1157185862641147904?s=21(ツイッター)
そもそも羽黒というのは、前に紹介した″青葉型重巡洋艦″の次型となる″妙高型重巡洋艦″の四番艦です。
ひとまず大きく変わったのは古鷹・青葉型までの6門から10門に代わった所で、遂に米巡と真っ向から対決できる船を手に入れました。
装甲や雷装も強化され排水量も大きく増加したため、ワシントン海軍軍縮条約を秒で違反してます。うーんこの。
ただ戦闘能力は折り紙付きで、太平洋戦争初期だと重巡洋艦が活躍しABDA艦隊(アメリカ、イギリス、オランダ、オーストラリア艦隊)を一方的に叩きのめすなどの戦果を挙げています。
こう見ると重巡洋艦の酸素魚雷も結構戦果を挙げているんですけど、誘爆のリスクを考えるとアメリカが搭載を躊躇したのも理解できますね。
と、レゴの解説に戻りますが、この船には大きな欠陥があります。
圧倒的な強度不足です。ディテール最優先で作ったためこのしなり具合といい、オフ会に持って行くのはきつい船になってしまいました。
でも、その強度を犠牲にしてでもとディテールには拘ったので、出来はかなり良くなっています
この再現度の高さ!タイル船体ではなくとも、造形はほぼほぼ100点の出来です。(写真は同型艦で羽黒ではないので多少は違いますが
ディテールの″密″。書いておいてあれだけど、何処から解説したらいいのか分からないくらいに一枚一枚の情報量が多い。胃もたれする
12.7cm高角砲も拘って新規設計したので砲身もしっかり動きます。あと内火艇固定ロープも夕張と同じように装備しました。
他に電探装備一式、対空装備一式、探照灯、日本巡洋艦特有の誘導煙突も細部まで再現しました。解説は面倒くさいので、画像を見てください(投げやり)
誘導煙突は角度をつけつつ隙間をウェッジプレートで埋めてみました。
艦橋はまさかの1ポッチ接続です。電探とか内火艇の接続とかでスペースがあんまり取れなかったので…。
後部マスト。難しい組み方は使ってませんが強度は無いです
三脚マストってめちゃくちゃ難しいんですよねえ、特に戦艦みたいな構造物とごっちゃになってるやつ…他の方は上手くできてたりして羨ましいなあとか思ったり。
魚雷発射管。かわいい
ただこれも船体の強度が低くなった理由の一つです。水上機甲板の下に魚雷を配置しようとゴリ押ししたの、なかなかエグい(しかも条約違反の主犯)
あと青葉では再現出来なかった艦尾の緩やかな下り坂も羽黒では実装(?)。船全体のバランスも青葉よりかはいい感じに。
この羽黒を作ったのが2019年8月なので、今だとかなり旧式艦入りしちゃったのかな。
ばんぶー工廠さんの最上、Lyonさんの青葉・ポーラ、afterlifeさんの摩耶、ぬでさんのノーフォークあたりは全部タイル艦になってますし。
船体は普通の横組みのままですが、艦橋とか構造物の造形は今でも対抗できるクオリティだしディテールもまだまだ主力だと思うのでいつかはオフ会に出してみたいですね。
そうそう、まだまや型護衛艦二番艦の艦名が決まってない頃に作って、二番艦が本当に護衛艦はぐろになったのは偶然だったので嬉しかったです。
″はぐろ″ではありませんが、横須賀で撮影した同型艦の護衛艦まやを。
これはまや型じゃなくてレゴのあたご型ですが、見た目はほぼほぼ一緒なのでギリギリはぐろと言い切れそう。もう解体しちゃいましたけど
この辺りでネタが尽きたので終わります。それではまた〜。